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ホイール勉強中第2弾、デュラエースC24が柔らかい理由



 前回「ホイールを勉強中、重量が全てではない」を書いた後、分からない点をある程度勉強したので再度整理してみます。

 前回書いた通り空気抵抗はリム高だけが影響するイメージですが、走行時に空気をかき回すスポークが一番大きいとされています。

また使用する素材、長さにもよりますがスポーク1本あたり数gあります、つまり重量・空力的にスポーク本数は少ない方が有利になります、しかし単純に本数を減らすと剛性・強度が下がるので限界があります。

 そこで前回「スポークテンションをガンガンに上げれば、剛性が確保出来るので本数が減らせるのかな?」と書きましたが、スポークを張りすぎるとリムに負担が掛かり、リムが割れるそうです。

つまりそれなりの剛性・強度を確保する為には一定数以上のスポークが必要になります、ちなみにシマノデュラエースWH7900-C24、C35共にフロント16本、リア20本です(WH-6700、マヴィックR-SYSも同様)

 このフロント16本、リア20本と言うのは多いか少ないか?答えは少ないそうです(スポーク本数が32、28、24本等のホイールもある)

手組をする自転車店員の中には「あんな少ない本数のホイールに命を預けるのは危険」と言う考えの人もおり、手組で少ない本数を注文すると嫌がられたり、断られたりするケースがあるようです。

この点完組ホイールと言うのは、メーカーが時間を掛けて研究・設計しているので、スポーク本数を減らしても十分な安全性が確保されてるようです(この点は手組より完組が有利)

 手組ホイールビルダーの方が遊びで10、12本のような少ない本数でホイールを組んだりしてますが、平地ならまだしもヒルクライム、スプリントのように大きな力が場面では、力に耐えきれずグシャっと潰れる危険があるそうです。

つまりフロント16本、リア20本と言うのは、メーカーだからこそ出来る少ない本数と言えます(後輪の方がパワーが掛かる為、リアの方が本数が多くなる)

WH7900-C35

 シマノのWH7900-C24はよく剛性不足、柔らかい等言われます(平地はまだしもヒルクライム、レースのような大パワーで走る時、特にその傾向があるそうです)しかしC24のスポークテンションはそれなりに高いそうです

冒頭で書いた通りリムが割れる危険があるので、スポークテンションには限界があります、つまりそこから剛性・強度を上げようと思うと、スポーク本数・太さを増やすしかありません。

しかしスポーク本数・太さを増やすと重量・空力面で不利になります、そこでシマノが出した答えはフロント16本、リア20本で行くと言うモノではないでしょうか?(完全に私の想像です)

つまりリム高24mm、フロント16本、リア20本の場合は、限界まで頑張ってもレース志向の方が満足出来る剛性は確保出来ないのではないかと考えます(同じ本数のWH6700はC24よりさらに剛性が低い可能性がある)

 これがC35の場合はリム高が35mmになります、リム高を上げればその分スポークが短くなります、スポークが短くなれば剛性・強度が上がる&空気抵抗が減ります。

C24はペアで1395g、C35は1689g、WH6700は1652gです、重量だけで見たらC35はWH6700より重い事になりますが、登り坂ではWH6700どころかC24にも引けを取らないと聞きます。

おそらくスポークが短くなった事による剛性UPが影響してると考えられます(剛性が低いとパワーロスがあるので思ったより進まない、高いとその逆)

フルクラムレーシング1

 よくC24と比較されるのが同価格帯のフルクラムレーシング1です、1485gとC24より重いですが、剛性が高く良く進むと言われています(つまり重量が全てではない事になる)

リム高はフロントが24mm、リアが28mm、スポーク数はフロント16本、リア21本、リアが1本多い&リム高が若干高いのでその分剛性が高くなると予想されます(重量・空力面では不利)

またリアは2to1システム(フリー側2本、反対側1本)を採用、リアはフリー側の方が力が掛かるので本数を増やしているのでしょうが、詳しい効果はよく分からないのでG3と一緒に勉強してきます(^^;)

 最後に手組か完組かに関してですが、普通のスポークで組む場合は「ホイールを勉強中、重量が全てではない」の最後に書いた通りです。

しかし現在コンプレッションホイールと言うのが発売されてます(マヴィックのR-SYS等)性能的にコンプレッションホイールの方が上のようで、手組では作る事は出来ません、なので手組ビルダーの方でも白旗上げて降参と言う状態みたいです(笑)

 色々書いてみましたがまだ分かってない部分があるので、間違ってる所があるかもしれません(;´∀`)これからも勉強を続けて行きますが、最終的には自分で手組しないと分からないのかな〜と言う感じです。




|自転車ホイール|16:19|comments(9)|trackbacks(0)|
コメント
わたくしもレーシング1は友人の物で試しました。
やはり剛性はC24より高く坂の登坂性能で考えてもレーシング1の方が良いと感じました♪

トータルで考えてもレーシング1の方が良いですね。
まぁ、100km以上は試していませんから何とも言えませんが・・・
| イヨッキュ|
イヨッキュさんへ

ヒルクライムレースとかではレーシング1、0は人気ですよね(´∀`)実際に使ってみて剛性も登坂性能も上ですか…ぐぬぬ

価格的にはシマノの方が安いのでコスパはC24が良いですよね( ´∀`)bグッ!
| kazu|
スポークの空気抵抗が大きいのは目から鱗でした。

コンプレッションホイールってのがあるんですね。

私も自分でチェックしてみます。

ブログランキング、ポチリ。
| tac-phen|
なんだかんだと言っても自分でやって乗って感じてが一番の早道だと思いますよ。
ビルダーの方々もそれぞれの思考やスタイルがあるでしょうから、、、、ひとつの情報にしかすぎないと考えます。よって、市販されているホイールは、それぞれの性能があってのことで販売されている訳でしょうから、良し悪しがあって当然。
そこが、楽しめるかどうかがキモでしょうね。(笑) 楽しめなかったら、自分で組むべしσ(^_^;)アセアセ.
| MOW|
tac-phenさんへ

R-SYSもコンプレッションホイールですが、もっと高価な物はスポーク数10本とかありますからね(;^ω^)

手組の10本だと話になりませんが、コンプレッションだと行けるわけですから何かヒミツがあるんだと思います。


MOWさんへ

手組しないと分からない事はありますからね、実際に組んでるブロガーさんと比べると知識に差を感じます。

一つ一つの情報を見ずに、デザイン…価格・重量だけで選択すると失敗する可能性があるかな〜と言う感じです。

10万クラスのホイールならどれも同じではなく、味付けや方向性が違うので、自分の用途と合致させないと散々な事になりますから(;^ω^)
| kazu|
こんばんは^^
面白い!これは参考になる記事やなぁ…
そうか、スポークの本数ってそういう意味やったんかww
こんな記事大好きです^^v
| ramu3003|
ramu3003さんへ

ラムさんも理系ですか?ツイッターでも感じますが理系の方はこう言うネタが好きみたいです(´∀`)データとかが好きなんでしょうね

逆にこう言うのは読むだけで頭がクラクラ…こんなのどうでもエエ、体で勝負じゃ(# ゚Д゚) って人もいますww
| kazu|
なるほど。だから「C24は回転で上る人向け」って評価されているんですね。
私のようにトルクが細い場合は、踏んだ時に進んでくれる軽いホイールがありがたいので、「C24は踏めば進む」という感想ですが、高トルクの人だと剛性不足ということなのか。。。
とりあえず、低トルクの人にはC24はお勧めです。
| 写楽|
写楽さんへ

高回転の人向けと言う話は聞いた事がありますが、何で回転数が関係あるんだろうか?と疑問に感じてました。

しかしトルク〜と言う話でピンと来ました( ´∀`)そう言う意味だったんですね

自分がトルク型か回転型かでもホイール選びが変わるんですね、調べれば調べるほど奥が深いです。
| kazu|
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