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井上論文入手方法、ホイール手組みの論文



 井上論文、シマノ構想と言うのを聞いた事がありますが、どちらもネットが普及する前の時代に発行された物です。

紙で印刷し持ってる自転車店員さんはいるが、業界関係者とコネがない我々素人では入手は不可能と言われていました。

しかしツイッターである方が情報をポロリ、私自身はフォローされてないのですが、詳しい方なので私からはフォローしてました。

そこから探して見つけ出した方(上記のポロリした人とは別の人)がそれについて記事を書いています→「井上論文


【入手方法は詳しく書かれていない】

  上記のリンク先では入手方法に関しては詳しく書かれていませんが、論文検索サイト「CiNii」で著者検索→井上重則で探すと出て来ます。

ただこのサイト内で閲覧する事は出来ません、閲覧方法は二つあると思われます(入手してないので推測の域を出ませんが...)

CiNiiの画面

 その二つとは写真の通り、左の国立国会図書館で探すor右の大学図書館で探すです。

写真右の赤丸をクリックすると以下の検索結果が出ます↓

上記の大学図書館に所蔵

 上記の大学図書館付近に住んでる方は、直接行って閲覧可能と思われます(手元にあると言う事は印刷もOKでしょう)

再びCiNNiの画面

 私は近くに該当大学図書館がないので、赤丸して無い方の国立図書館をクリックしました(とは言っても直接国立国会図書館に行くのはキツイです)

国立国会図書館では遠隔複写サービスを実施しています、つまりインターネット上でお願いして、郵送で送ってもらう事が出来ます。

当然サービス料、送料等が掛かりますし、規定が厳しいので「井上論文コピーして送って」ではダメです(これに関しては国立国会図書館の複写サービスを参照してください)

 ホイール手組に関してのみ書かれた本は発売されておらず、ロードバイクの科学・ホイール組の達人DVDで基本中の基本を知り、後はネットで頑張って探すのが限度です(;´∀`)

ネットでは端折って書いてる部分もあるので、細かい部分は実際にやらないと分からないですし、想像の域を出ません。

そこに一石を投じたのが「のむラボ日記」で、これの全記事を読めば知識は付きますが、当然メシのタネなので全ては明かされていません。

またホイールビルダーによって思想が違うので、上記ブログの記事を100%鵜呑みにするのもどうかと思います。

私は幸いにも教えてくれる方がいますが、誰もいない場合は「どこからどこまで鵜呑みして良いか」分からなくなります。

 そう言う意味では井上論文はありがたい存在です、論文と言う以上は想像ではなく、キッチリとデータを取って結論を出してるでしょうから。

当然プロホイールビルダーさんは論文を持っています、論文+独自の実験結果をフィードバックして、我々に商品を提供してくれるわけですから(知識もですが技術の差もあります)

井上論文を読めばプロ並みのホイールが組めると言う事ではありませんが、読まない状態で組むよりは良い物が出来る可能性が高くなるでしょう。




|自転車のコラム|12:43|comments(0)|trackbacks(0)|
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