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スポーク長の計算方法、手組ホイール



 手組ホイールを製作する際はスポーク長を計算する必要があり、ハブ・リムの組み合わせによって異なるため、その都度測定して計算しなくてはなりません。

メーカーサイトに各部寸法が記載されている場合もあるので、その数字で算出しても良いのですが、メーカーによって精度が異なり、実物とサイトの記載寸法に誤差がある場合はあるので、キッチリ作りたいなら自分で測定した方が良いです。

ノギスを使用して測定しますが、測り方によってすぐに1mm位は変わって来るので注意が必要です(今回も若干の測定誤差はあると思われる)

ちなみに今回はマビックオープンプロ、カンパレコードハブで組むので、各寸法測定及びスポーク長の計算を行いました。

リムの内から内を測定

 まずリムの内から内を測定します、リム精度によっては歪んでいる事もありますので、3箇所測った平均値を採用します(今回は597mm)

ニップルを内側から通す

 スポークにニップルを付けてリムの内側から通し、リムから出たニップル下端の部分に印をします(画像の赤線部)

ニップルのネジ部下端〜印までを測定

 ニップルの一番端から印までではなく、写真のようにネジ部下端〜印までを測定します(今回は2.8mm)

一番最初に測ったリム内径に今測った値を2回足します(今回は597+2.8+2.8=602.6)この値をERDと呼びます(マビックオープンプロはERDが公称603mmなのでほぼ同じ)

PCD ハブの穴〜穴を測定

 ハブのスポーク穴中心〜穴中心を測定した値をPCDと言います、フロント・リアで異なりますし、ハブによっては左右非対称の事があるので注意が必要です(カンパレコードハブは前38.9mm、後のフリー側が46.0mm、反フリー側が43.5mm)

オーバーロックナット寸法

 ハブの一番端〜一番端ではなく、写真のようにナットの部分〜ナットの部分を測定します(ロードバイクの場合は前100mm、後130mmが一般的で、今回も同様の値が出た)

ロックナット〜フランジ中央までの距離

 写真のようにロックナットに物を当てて、ロックナット〜フランジ中央までの距離を測定します(片手で写真を撮りながらノギスを持っていたのでズレていますが、実際はキッチリ合わせて測定しました)

フロントは基本的には左右対称ですが、リアは非対称なので注意が必要です(レコードハブは前14.8mm、後フリー側48.3mm、反フリー側28.5mm)

エンド幅÷2−上記の値でハブ中心〜フランジまでの距離(センターフランジ)が出せます、レコードハブは前34.5mm、後フリー側16.7mm、反フリー側が36.5mmでした。

 写真撮影を忘れましたがハブスポーク穴の径を測定します、測定値は2.5mmでした。

 以上の寸法を紙に控えたら次は計算を行います、計算式で算出しても良いのですが「スポーク長 計算器」でググると自動計算器があるので便利です。

サイトによって若干誤差があるので、DTスイスのスポークカリキュレータ+他2サイトの計3サイトで計算しました。

その結果フロントはラジアルで283mm、リアのフリー側は4本組みで284.6mm、反フリー側は6本組みで294.6mmと出ました(今回はリア左右で組み方を変えて組む)

スポーク長は1mmが誤差範囲とされており、自動計算器で出た値の小数点以下は切り捨てます(人によっては計算値から1〜2mm短い方が良いと言う人もいる)

【追記分】
 ツイッターで前輪のラジアル組みについてツイートしてた所、PAXサイクルのキクちゃん氏にレコードハブはラジアル組み禁止と言う事を教えていただきました。

詳しい理由はヒミツですが、レコードハブの説明書にも普通にラジアル組禁止の表記がありました(;・∀・)説明書は見てなかったので全く気付きませんでした

スポーク発送前だったので、スポーク長変更の連絡を行い事なきを得ました(スポーク長は6本組みで294mm)指摘されなかったら普通にラジアルで組む所でした(;^ω^)危ない危ない




|自転車ホイール|15:52|comments(1)|trackbacks(0)|
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