前に「PAXCYCLE(パックスサイクル)でホイール購入検討」で書いた、PAXサイクルオリジナルホイールを購入したのでインプレします。
PAXオリジナルホイール 49800円
仕様はリム高30mmのPAXオリジナルリム、PAXオリジナルハブ、サピムCX-RAYで前20・後24Hの4本組みクロスです(前をラジアルにするとエアロ効果は高いが、乗り心地を重視してクロスにした)
実測で前631g、後792gの計1423g、タイヤなしのテンションがパークツールTM-1で前12〜13、後フリー側が13〜14、反フリー側が4〜5(タイヤ装着空気充填で前10〜11、後フリー川が11〜12、反フリー側が0〜4)
到着後すぐに振れ取り台にセットし縦・横振れがないか確認しましたがキッチリ取られていました、試しに4分の1を私の力加減で回し空転させた所、前101秒・後62秒でした(この辺りの数値は自分用のメモです)
由加山 標高274m 距離4.4キロ
PAXホイール購入後約100キロ走りました、ヒルクライムに関しては3週に渡りデータを収集、服装・装備は揃え、体重は66.5キロ±0.5キロです(正月休みとは無縁なので、特に太ってません)
ちなみに自作手組は1847gで走行距離約2000キロ、マビックR-SYSは1390gで走行距離約7000キロです。
【自作手組オープロ、105、チャンピオン】
走行時間 17分27秒
平均速度 15.1キロ 平均ケイデンス 62回転
【マビックR-SYS】
走行時間 16分23秒
平均速度 16.1キロ 平均ケイデンス 65回転
【PAXオリジナルホイール】
走行時間 16分57秒
平均速度 15.5キロ 平均ケイデンス 63回転
PAXオリジナルホイールは自作手組より登りますが、グイグイ進むのはマビックのR-SYSです、ちなみにダンシングした所PAXホイールに剛性不足は感じませんでした。
漕ぎ出しの軽さもややR-SYSの方が軽い感じがします、このあたりはリム重量の差でしょうか、PAXオリジナルホイールのリム重量は不明ですが、リムハイトから考えてR-SYSより軽い事はないと思います。
ただ巡航に入ってからは圧倒的にPAXホイールが良いですね、エアロスポーク・リムハイトの影響&R-SYSの空気抵抗が多いため、余計に差を感じるんだと思います。
下り坂もエアロ効果の絡みか直線だとPAXホイールの方が速度が出ますね、また精度が高いでしょうかブレる事なく走れます(これが自作手組だと精度が低いのか若干ブレる感じがします)
コーナリングはR-SYSの方がやや良い感じがしました、そこまで攻めてないので何とも言えませんが、トラコンプシステムの絡みでR-SYSのコーナリングは評判良いですから仕方ない気もします。
乗り心地もR-SYSの方がやや良い感じがします、前後ともクロスにしましたがステンレスとカーボンスポークの差でしょうか(ただ衝撃吸収性は一番苦手分野なので、ロングライドでの疲れ具合で判断しようと思います)
R-SYSの特長であるヒルクライム・乗り心地・コーナリングの良さに関しては、キシリウムSLでも一歩譲りますからね(;´∀`)これに関しては構造上どうにもならない感じがします
ただ平地走行の差が大きいですね、巡航速度維持が楽なので、トータル的にはかなり良いと思います、個人的には大変気に入りました。
PAXオリジナルホイールの方向性としては、R-SYSよりキシリウムに近いと感じます、キシリウムSLと比較すればヒルクライムでも差は縮まりますし、平地もどっこいどっこいでしょうから、トータル的には良い勝負かもしれません。
PAXホイールが10万円台だとしたら、完組の10万円台のホイールを選んだ方が見た目やステータス性を考えると良い気がしますが、PAXホイールは送料込みで49800円ですからね〜価格も含めたトータル勝負だと圧倒的にPAXホイール有利ですね(´∀`)
これが同価格帯の完組ミドルクラスホイールとの比較だと、どう考えても…おっと誰か来たようだ