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ホイール手組み(前後輪の仮組み)



 ホイール手組の本番を始めます、今回はホイール手組みの基本パターンとされる、6本組イタリアンで組みました。

ホイールの手組で必要な工具は振れ取り台、テンションゲージ、センターゲージ、ニップル回し、マイナスドライバーです、詳しくは「ホイール手組みに必要な工具を購入」を参照してください。

マビックオープンプロ

 手組ホイールに必要な部品はスポーク、リム、ハブで、手組入門セットと言われるDTスイスチャンピオン(ニップル付属)、マビックオープンプロ、シマノ105で組みました、詳しくは「手組ホイール用スポーク、リム、ハブ購入」を参照してください。

リムのオフセット

 リムによっては写真のように穴の位置が前後にオフセットしたタイプ、穴の位置が真ん中にある(オフセットがない)タイプの2種類があります。

MAVICオープンプロはオフセットがあるので、穴の位置とハブの左右を合わせて組む必要があります(矢印の上がハブの右、下がハブの左と言う感じ)

 次にスポークの長さが揃っているか確認します、通販でバラ買いした時は稀に違う長さの物が混入するケースがあるそうです。

またスポークのネジ山にグリスを塗る事で、走行時ニップルが緩みにくくなります(手でネジ山にグリスを塗る)

塗るグリスですがホイールスミス・スポークプレップ、DTスイススポークフリーズが有名ですが、購入するのを忘れてたので、今回はデュラグリスを塗りました(これで大丈夫なのかどうかは不明)

赤丸がバルブ位置

 ホイールは回転するのでハブのロゴがどこに来ても良いのですが、バルブ穴の真上にハブのロゴが来るようにするのが、自転車業界では常識のようです。

 まずハブの1に手前からスポークを通しバルブの左横へ、そこから6穴おきの6へ奥からスポークを通し、バルブ左横に通したスポークから1つ左に穴を飛ばした所へ通します。

【追記1】
写真では1の上に6のスポークが来てますが間違いです(このミスにより後でやり直しをした)1の下に6のスポークを通してクロスさせてください。

青が手前 赤が奥から通したスポーク

 ハブ側は一つ穴を右に飛ばし、リム側は5穴おきに右へスポークを通します、写真を見ると青がハブ側は1つ穴飛ばし、リム側は5穴おきになってるのが分かると思います(赤も同様)

後は同様にハブ側は1つ穴飛ばし、リム側は5つ穴おきにずらしながら組むだけです、パターンをつかむと仮組はすぐに出来ます。

【追記2】
 この方法だとハブに対してリムが回転した状態で組む可能性があります、ハブに対してリムが回転していると張側のスポークが全部短く、緩め側が全部長いと言う事が発生します。

これにより最終的にスポークの長さが足りなくなったり、足りてもアンバランスになります(このミスにより後でやり直しをした)

 青のスポークは入れず、赤のスポークだけ入れて、上記の間隔で片側8本組みます、そして8本組めたら時計回りにハブを回します、ほんの数センチ動くのでそのハブの位置をキープしつつ、青のスポークを交差させていきます(いわゆるヤマアラシの方向)

最初書いたやり方で赤・青のスポークを交互に組んで行き、R側全部組んだ時点で反時計周りに回そうとしても回転しません。

R側(フリー側)完了

 R側(フリー側)が完了したら、間違った穴に通してないか、ハブ側に通すスポークが手前から通す所が、奥から通してないか等をチェックします。

次にひっくり返してL側を組みます、L側はハブに通すスポークの位置を左1個分ずらして入れて行きます(組む間隔はR側と同じで、ハブ側は一つ穴飛ばし、リム側は5穴おきに組む)

詳しくは「http://pass13.blog.fc2.com/blog-entry-122.html」参照

前輪完了(スポークを張った状態)

 スポークがクロスする部分をアヤと言うのですが、スポークの通し方とアヤの向き(クロスした2本のスポークのどちらが上になるか)を対称にする組み方をイタリアン組み、非対称をJIS組みと言います。

【追記3】
クロスした2本のスポークの内、どちらを上にしたかで強度が変わってきます、追記1を見て間違わないようにクロスさせてください。

赤がバルブ穴の位置 

 R、L側共に穴の位置が正しければ、バルブ穴の上でスポークが交差してないはずです、これが間違った穴に通すと、黄色丸の上のようにスポークが交差した所にバルブ穴が来ます。

バルブ穴の上でスポークをクロスさせると、空気入れが狭くて入らなくなります(;^ω^)チェックして他にも間違った箇所がある場合はやり直しです

左が反フリー側 右がフリー側

 前輪の次は後輪を製作、基本的には前輪と同じなのですが、フリー側はスプロケが付く関係で膨らみを抑える必要があり、おちょこ組みと言う左右非対称の組み方をします(フリー側は短いスポークを使う)

フリー側が短いと言っても数ミリの話です、スポーク長に関しては計算式がありますが、自分で計算しなくてもスポーク長を計算してくれるサイトがあります。

R側(フリー側)仮組み

 前輪で苦労したので後輪はサクサク組めました、後輪はオチョコ組みがあるから難しいのかな〜と思ってましたが大丈夫でした(組む時に長さの違う2種類のスポークが混ざらないよう注意)

後輪の仮組完了

 仮組完成後は間違った箇所がないかチェックした後、スポークのネジ山が隠れるくらいまで全てのニップルを締めます。

次は前後輪の振れ取りになります、完成の時が刻一刻と迫ってます(´∀`)自分で作ったホイールに乗れる日が待ち遠しいです

続きの記事→「ホイール手組み(振れ取り〜完成まで)




|自転車ホイール|14:32|comments(3)|trackbacks(0)|
コメント
おお!ついに手組開始ですね!わくわく(*&#9593;ヮ&#9593;*)

ちなみにイタリアンとJISについて。
イタリアンは駆動スポークがハブ外から伸びるものです。別名井上組。この逆が逆イタリアン。よく逆イタと言います。JISにも逆JISがあって、これはフリー側のスポークの出方で判断します。(正逆判定は井上-逆イタと同じ)

そんなに変わらない気がしますけど、実はこれが変わってくるんですよねぇ。
完組ホイールのノンクロスは圧倒的に逆イタが多くて、クロスになると井上が多いはずです。クロスの逆イタなんて有名どころじゃレイノルズくらいなもんでしょうかね。
実はこのあたりがこの前Twitterでキ○さんが言ってたやつになりまして。
論文、もう無いんですよ。残念ながら。

と、まぁ一応組み方に関する補足ということで。
| kaste|
kasteさんへ

井上組みと言うのは見かけましたが、イタリアン=井上と言うのは初耳です(´∀`)逆イタリアン、逆JISと言うのも初めて知りました

完組クロスで井上組みと言う事は、手組のクロスも井上組みが良さそうですね。

正直な所ちゃんとイタリアンで組めてるかどうか確証がないんですよね(;´∀`)もうちょっと勉強してから後輪を組もうと思います

例の論文は古いからネットではないと言ってましたが、紙でも残ってないんですか…キ○さんは内容を知ってるようだったので、うっかり口を滑らせて欲しいものですw
| kazu|
管理者の承認待ちコメントです。
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