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【手組ホイールパーツ関連】
【自作手組ホイール】
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軽量パーツで有名なダッシュサイクルズから、世界最軽量ディスクホイール「フラットディスク」が発売されました。
価格は33万6000円、カセット・軸以外はフルカーボンで、重量は驚きの765g! 詳しくはサイスポHPへ→「dashフラットディスク」
コリマ ディスクホイール
ディスクホイールは写真のように、ホイール全体が覆われたホイールで、通常のホイールのようにスポークが風をかき乱す事がないので、空気抵抗が低いとされています。
横風に弱いので規定で禁止している大会が多く、使用出来るのは室内トラック競技・TTレースとなります(公道での使用は問題ない)
重量が重いのが欠点で、ロルフが930g、コリマのディスクCN2Dロードが985g、カンパのギブリ、フルクラムのレーシングクロノが1010g、マビックのコメットが1330gとなります。
高価だが高性能・軽量で有名な、ライトウェイトのアウトバーンリア用でも780gですから、今回のダッシュのフラットディスクは驚きの軽さと言えます(しかも後者の方が約8万円安い)
世界最軽量ディスクホイールと言っても、ダッシュのフラットディスクは、765gなんで15gしか軽くなってない、と思うのは甘いですw
ディスクホイールは実用性もさる事ながら、痛チャリに装着する痛ディスクとして人気が高いです、その方々にとって「765」と言う数字は大きいわけです。
グーグルで「痛チャリ」or「痛ディスク」でググって、一番上の項目を「ウェブ→画像」に切り替えると、画像一覧が表示されます。
痛ディスクで表示される画像は「初音ミク」が多いのですが、痛チャリだと圧倒的に「アイマス」が多いですね。
765gのディスクホイールに、765プロ所属アイドルの絵をインストールする、これはアイマスPとしては至高ではないかと思うわけです(`・ω・´)
ダッシュのディスクホイールが760gとか...もっと言うと764gとかだと意味ないんですけどね、キッチリ765gにして来たと言うのが、日本のマーケットを分かっているなとww まあ偶然でしょうがw
ただカセット・軸以外がフルカーボンとなると、絵をインスコするのは技術的にどうなのかな?(やり方を知らないので、何ともですが難しそうなイメージです)
また自転車パーツはカタログと比べて重量誤差があるので、実測765gのホイールを手に入れるのは難しいでしょうね(;´∀`)
値段も高価なので購入する人は少ないでしょうが、アイマスPの誰かが本当に作っちゃうんじゃないかと思ってますw
シマノデュラエースC35と言うのは、シマノの最上級ホイールの一つで、リムハイト別にラインナップがあり、リム高24mm=C24、以下リム高に応じてC35、C50と言う感じで展開されています。
リム高が低い方がリム重量を軽く出来るので、C24がヒルクライム用、C35がオールラウンド、C50はディープリムに属しエアロ効果の高いホイールとなります。
一般的に完組ホイールと言うのは、カタログにリム・ハブ・スポーク別の重量記載はなく、前〇g、後〇g、合計〇gと言う感じで記載されます。
ホイールを勉強すればするほど、合計重量ではなくパーツ別の重量が大事だと言う事が分かりますが、完組ホイールのパーツ別重量を測るにはバラす以外に方法がありません。
しかし完組ホイールをバラして重量測定後、再度同じように組み立てる事は素人には不可能に近く、高級ホイールの場合はリスクを考えると、捨てる前以外はバラす事は出来ません。
しかし手組ホイールをメインに行う、プロショップの方が「シマノC35をバラして重量測定」してくれました。
詳しくは上記リンクを見てもらうとして、WH-7900C35のリム重量は495gで間違いないと思います(C35は495g、C24は385gがベース重量で±数グラム誤差があると推定)
これは確実に重いです、ちなみにアルミリムの場合400g以下が軽量リム、完組ミドルクラスは450g前後、500gと言うと練習用で堅牢性重視のシマノWH500とほぼ同じです。
リム高35mmと言うのを考えても重いと感じます、キンリンのXR300(手組用)がリム高30mmで450g、シマノは専用設計ですしフルアルミリムではなく、カーボン&アルミリムなので450gに近い重量だと思ってました。
以前「軽量リムのホイールが良い、貧脚ヒルクライマーなら」で書いたのですが、速く漕げない人の場合、リム重量は軽い方が良いと考えてますし、実際軽い方が私の場合ヒルクライムのタイムは速いです。
リムハイト35mmのエアロ効果を体感するには、それなりの速度で漕ぐ必要があります、リム高が高い事によりスポークを短く出来るので、ホイール全体としては剛性は高まりますが、リム重量が500g近いとなると登りも厳しいと推測されます。
ただ剛脚の人ならヒルクライムもそれなりの速度を保って登れますし、平地も高速巡航出来るので、慣性モーメント的にリム重量があっても問題にならないと考えます。
少スポークでリムハイト24mm、つまりC24は柔らかいと言われますが、ロープロリムで前16・後20では柔らかくて当然です、完組なのでハイテンションでカバーしてますが、手組で同じ事をやると剛性不足になるでしょう。
ただ貧脚の場合はC24で十分、と言うか登りを考えたらこっちが良いのでは?と思います、逆にC35だと平地でも大して恩恵を与れず、登りは辛い事になりそうです。
元々レース用機材ですから、レース志向の方的にはオールラウンドなんでしょうが、まったり派の場合どうかな…ちなみに「シマノC35をバラして重量測定」の記事で、他にも詳しく問題点を解説してくれています。
最後に今回の記事はシマノWH7900C35について書かれた記事です、WH9000C35は問題点を改善してる可能性が高いです。
確か9000になってどこが進化したか? コレについて書かれた記事もあった記憶があります、要望があれば私が探してきますが、もしなければ質問すれば、個別で記事を立ててくれると思います(そう言うサイト方針みたいなので)